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2013年10月9日水曜日

中国百貨店系ブランドの逆襲


深圳市に拠点を置くこのアパレル集団をご存知ですか?

深圳市影儿时尚集团有限公司

百貨店を中心として女性向けブランドを展開しています

5つのブランドを展開しています。

YINER(音儿)
PSALTER(诗篇)
INSUN(恩裳)
Song of Song
OBBLIGATO


上海の百貨店へあまり足を運ばなかったので私もあまり実店舗をじっくり見たことはありません。
ハイエンド層を狙ったブランドです。
そんなこのアパレル企業はEコマース(天猫)も積極的で5つのブランドのうち以下の3つはTOP100にランクインしています。

YINER(音儿)
PSALTER(诗篇)
INSUN(恩裳)


この3ブランドで3ヶ月の※淘宝全体での販売金額は日本円で約9.2億円。
(※B2Cのプラットフォームである天猫とC2Cの淘宝網の2つを指します)
客単価は3ブランド平均727人民元、日本円で約11,276円。
ブランドが正式に出店している天猫旗艦店では、客単価1000人民元を超えています。日本円で約16000円。




40代以降の女性が主なこのブランドですがEコマースも当然40代の女性が中心に購入しています。
中国ファッションEコマースでは20代30代女性はC2Cの淘宝網とB2Cの天猫をうまく使うわけていますが、40代以降の女性は
天猫旗艦店での購入を好みます、C2Cの淘宝網まで見る暇がないんでしょうね、もしくは面倒くさいか、そこまでITリテラシーがないのか・・・。
このブランドでいうと約80%が天猫旗艦店です。この3ブランドは3ヶ月で約7.3億円超は天猫旗艦店の売上です。
この3ブランドで年間約30億円超をEC(天猫旗艦店)で稼ぐでしょう、いや11月11日の独身の日があるので、もっといくかな・・・。

いくら中国市場はでかいといっても、シェアを先に取られると、それを巻き返すには数倍のコストがかかる・・・。

中国人企業家の頭の柔らかさとスピードに感心させられます。
当然ですよね、日本には無い世界のブランドが北京・上海にはたくさんあるので、彼らに勝つためには?と日々考えているからです。

先日ヤフーが出店料無料などプラットフォーム出店企業に対して孫さんがプレゼンしていましたが、中国のEコマースプラットフォームは2003年から
すでにそうでした。中国のEC市場で戦っている人にとっては新鮮味の無い話です。
重要なのは消費者に対して信頼と安心感、そして買い物の楽しみをあげる事ができるか?という顧客視点のサービスをどうやって開発できるかだと思います。
そしてそれを追求しているのが、アリババグループの淘宝網であり天猫だと思います。
孫さんはアリババグループのジャック・マーに逆に教えてもらったんじゃないかな??

かつて中国Eコマース市場では、こんな感じでした。
本当に本物の商品を送ってくれるのか?という消費者の不安。
商品を送って、本当に代金を払ってくれるのか?という企業の不安。
そんな不安を解消し、さらにEコマースをより楽しく体験できるようにしたのが
ジャック・マーなのです。
ソーシャルコマースという視点から言うと、中国は日本よりも先を行っています。


中国市場で一番大切なこと それは成功している企業や事例をモデリングすること!

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