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2013年9月20日金曜日

東京オリンピック開催年の2020年には中国Eコマース市場は160兆円になる!

今年は中国EC市場から日系企業の撤退が相次ぎましたが、
それでも中国のEコマース市場は日々拡大し、そのビジネスチャンスを狙って世界中のブランドが
集まっています。
日本企業の撤退理由はたった1つの言葉に集約されていると思います「それは成功のモデリング」をしなかったこと。
成功のモデリングとは、それは真似するってことです。中国のEコマース市場で成功しているブランドを研究しなかったことに
つきると思います。
amazonですら中国市場ではわずかなシェアしか奪えていない理由はなんでしょう?
amazonは3つの顧客ニーズを満たすことがミッションだと言っています。
①低価格②品揃え③利便性の3つです。
とても重要なことだと思います。しかし中国ではその3つでは足りないのです、④コミュニケーション⑤ワクワクするようなイベント、
この④と⑤が中国市場ではとても重要なのです。
サイトデザインをグローバルに統一するのはとても良い事である反面、中国市場では通用しない事がよくあるのは、上記2つの要素が
無いからかもしれません。
アリババグループのB2CのECプラットフォームである天猫はあと少しで米国amazonを超えます。
天猫というプラットフォームを研究し、そこで成功しているブランドはいったい何をしているのか?
そんなお話をさせていただきます。
化粧品ではP&GグループのOLAY,中国ローカルブランドの御泥坊。台湾レディースファッションブランドのGirdearのケースを
取り上げてみたいと思います。

2012年にEコマース市場は1.3兆元(20兆円)になりました、2016年には約5兆元(80兆円)、東京オリンピックが開催される2020年には10兆元(160兆円)になると予想されています。
※1元16円換算
中国Eコマース市場でファッションカテゴリーは約20%〜25%なので2020年のファッションEコマース市場は日本円で32兆円〜40兆円ですね。
僕が中国でのビジネスをファッションにスコープしているのはそういう理由です。
2020年の11月11日はもしかしたら1日で日本のファッション業界全体1年の売上を超えているのかもしれません・・・。

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