双11(独身の日)にレディースでもメンズでも
売りまくっている企業があります。
売りまくっている企業があります。
その企業は?
そう、デンマークのアパレル企業である
「ベストセラーグループ」
彼らは中国市場で以下のブランドを展開しています、中国に行ったことのある人なら必ず見かけたことのある
ブランドがあると思います!
ブランドがあると思います!
■ベストセラーが中国で展開しているブランドの天猫旗艦店
◇メンズブランド
Jackjones 天猫旗艦店(双11:1.72億元(27.5億円))
Selected 天猫旗艦店(双11:2977万元(4.76億円))
◇レディースブランド
ONLY 天猫旗艦店(双11:5610万元(8.97億円))
VEROMODA 天猫旗艦店(双11:4710万元(7.53億円))
4つのブランドの売上合計は双11(11月11日)の1日で 3.05億元(48.8億円)でした
実店舗も数千店舗展開している企業であるが故にEコマースでもなんの躊躇も無く在庫を投下できたのかもしれないですが、そう考えると実店舗での消化先の無いネットブランド(タオブランド)の1億元超えは恐るべき数字ですね。ところで、中国でのこの数字にピンとこないかもしれないので、中国事業で最も店舗数の多い日系ファッションブランドは「ハニーズ」、ですのでハニーズの中国事業の数値を参考に・・・。
ハニーズは1年かけて105億円の売上を作るために529店舗を要しています。
※ハニーズは7年かけて中国で上記店舗数を達成しています。
**************************************
2013年5月決算資料より 抜粋
店舗数529店舗
売上 105億円
営業利益 5.3億円
既存店前年比95.3%
中国は調整局面が継続
中国は2012年5月から異変の兆し
本題とは話題が変わりますが、ハニーズは中国事業の分水嶺に立っている事がよくわかります。それにしても正直なIR・・・。
***************************************
個人的にはハニーズの中国事業の減少の大きな原因はネットにあると思っています。
日系ブランドをブランディングとマーケティングで凌駕した中国ローカルブランド②
http://chinesefashionec.blogspot.jp/2013/10/blog-post_3349.html
日系ブランドをブランディングとマーケティングで凌駕した中国ローカルブランド①
http://chinesefashionec.blogspot.jp/2013/10/blog-post_16.html
2010年4月に上海で会った同社の担当者がこれからEコマースにがんがん投資するんだ!と言っていたのを思い出しました。
そして・・・その時・・・
当時ONLYよりも淘宝網で人気のあった某109系ブランドが結局中国では、代理商に数店舗出させたままで、ECは何も手をうたずに結局偽物氾濫のまま、いまだにEC手つかず・・・なんとも懐かしい思い出です・・・。
日系ブランドにもちゃんとチャンスの女神は通り過ぎていたのに残念です。
代理商頼みというのは、顧客接点を失い、自分たちの頭を使ってマーケティングする機会を失うという意味では、Eコマースがここまで成長拡大している現在、逆にマイナス面のほうが多いかもしれないです、もちろん代理商がwebに見識があれば別ですけど。
あの時ベストセラーグループの決断が
11月11日(双11)の3.05億元(48.8億円)へ!
彼らの実店舗の売上に比するとまだまだでしょうけど、実店舗が多数あるから、ECなんて片手間・・・なんて考え方をする人が多いですが、このブランドはちゃんとweb戦略もぬかりなくやっていますね!来るべき顧客の消費行動の変化に対応するために!
以上





0 件のコメント:
コメントを投稿